ついに言った

今日、三回までは耐えたのだ。が、ここでもう言うしかないと思った。
「タメ口やめてもらえますか」
小さく、冷たく言い放った。

ついに言ってやった。
仕事の終わりの時に。
目上にも、先輩にもため口で上から目線の男。
お前はこちらの年齢を知らないだろうが、私はお前より5か6歳上なんだぞ。
唇をかみしめ、目を合わせず仕事。なぜか口角だけは上げて、憎しみのこもったアヒル口で過ごした。
奴は、
「それはすみませんでした」
と。

私は無言。何も言ってあげない。その後も関わらず。

あ~~~~~よかったー、逆切れされなくて!!!
怖かったわー。
向こうも怖かっただろうけど、私も怖かったわ~。
明日休みで顔合わせないから、明後日からは普通にしてやろう。
でも、こちらからすり寄ることは絶対しない。
あいつが気を使えばいいのだ。
で、もし、またため口をきいたら、「敬語」とだけ言おう。
しみつくまで言い続けてやる。